林賢太郎プロデュース 『Sweet7』


日時:2003年7月12日14:00〜17:00
場所:大阪 近鉄小劇場




「ケーキには不思議なチカラがあって、食べた人を幸せにし、笑顔を生む」
「喜劇には不思議なチカラがあって、観た人を笑顔にし、幸せを生む」
ではケーキと喜劇、このふたつが合わさったなら、はたしてどんなに幸せで、どんなに楽しいことになるのでしょう。
そう思ってこしらえたお芝居が、この「Sweet7」です。

↑小林賢太郎氏のコメントより抜粋↑


この人がプロデュースする作品なら間違い無く良いって思える数少ない方です!
そして、何もしないで立ってるだけでも注目してしまう、不思議な存在感のある役者さんでもあり。
今回、始めて身長184cmもあるって知った!中肉中背なイメージがあったのに!高!!足長!
ひ〜え〜。
役者さんはどうしてもイメージでとらえがちになってしまう。見る目がない私。

というわけで、話の舞台は経営の危ないケーキやさん。
1週間後のリニューアルオープンに向けて従業員(非常に個性豊かな。。)が一丸(?!)となってすったもんだするお話(笑)
ケーキ以外のものなら何でも作れる(机とかパソコンとか立体造形とか)芸術家なパティシエ(なのか?)や、
プロレス命なパティシエ(ケーキ作れない)や、経歴詐称された普通のパティシエ、
経歴詐称を特技とする経営者が中心となって繰り広げられるコメディー。コント?
シーンが1日ごとに切られていて、ちょうど7シーン。
1日目は新人の歓迎会で終り、
2日目は叫んで終り、
3日目は泣いて終り、
4日目は敵対店の倒産騒ぎで終り、
5日目は。。。。
って感じで、結局1週間何もできずに終るという、こう、書いてしまうと身もふたもない感じが(笑)
ラストシーンで、片桐さん(役名忘れ)が小林氏(役名忘れ)に1週間の経緯を説明しようとした時に、
「とにかく説明するのが面倒なくらいに面倒なことばっかり起こったんだよ!!」
ってな事を言ってたけど、そのまんま、この感想書くのに思い出すのも面倒な程に、面倒な出来事ばかりでした(大笑)
だから、内容はカット!(ヲイ)
楽しかったのです!面白かったのです!それで良し。
う〜ん。やっぱり光ってたのはラーメンズのお2人!!直球な片桐さんと、直球なのに変化球な賢太郎氏(笑)。
ってか、幕開け後のシーン、2人だけの会話が、超はぇぇぇーーーー!!
って思った(^^;)ぽんっぽん会話(掛け合い漫才みたいな)が進んでいって、その"間”が絶妙なんだが付いていくのに精一杯(笑)
あ、アンコールで1リットルの牛乳を賢太郎氏が一気飲み!やってくれますな!
是非今度はラーメンズオンリーの舞台も観てみたいなぁ。

この日、小林賢太郎作の『鼻兎』マンガ購入しました。くっ!鼻兎が賢太郎氏にそっくりだ!!目が!