水と油『スケジュール』
日時:2004年7月24日(土)
場所:大阪公演 中之島リサイタルホール
寺山修司賞を受賞した劇団が公演するという事で、ちょいと期待しながらの観劇。
始まるまで、『水と油』という題なのかと勘違いしていた。劇団名だったのね。。
劇は、全てがパントマイムで進んでいく。
出だしが良かった!
音楽と共にタイプライターをカタタタタタタタタッと打ち続ける男性、椅子に座って本を読み続ける女性、、、それぞれすれ違うだけで、互いに影響しあう事のなかった行動が、すれ違い、関係しあうようになっていく様が、面白かった。
一寸先は闇。というか、ちょっとした事で、自分の未来はどう変わっていくのかわからんものだと思いました。
今、この一歩が、一言が、他人に影響を与える事の面白さ!
を、思わぬ角度から覗けた。。。というか、全体的に視点が変わっていて、ほほぅ。と思わされた。
机と椅子を使って、横から見た構図と上から見た構図が同時に存在しているのが、
すご〜い!(まぁ斬新とはいかないけど、実際に見た事はなかったし。。)ちょっと金ちゃんの仮装大賞的な。。(むっちゃ失礼)
。。。えっと、全体としては、ほどほどでした。
出だしがとにかく良い!くらいでしょうか。
寺山修司賞を取ったというのも、あぁ、そうだろうな。とは思います。
でも、なるほどね。と、思える範囲内の事実で、それを超えるだけの魅力は足りない〜。
良い劇を観たなぁ、以上の感動は、無かった。まぁ、これは個人的な好みの問題でしょう。
良かったのは確かです。
『スープ』を見てみたいなぁ。
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