道
明寺リアカー活動寫眞館
日時:2003年2月2日 午前11時〜
場所:大阪府藤井寺市道明寺 道明寺天満宮
道明寺天満宮の梅祭時期にあわせて大阪芸術大学が地域密着をテーマに露店を出す。そんな催しに、カゲロヲさんが口上・弁士として参加するという。
こりゃぁ何だ?面白そう!カゲロヲさんは絶対シルクハットかぶってマント羽織ってる役に違いない。。。(−v−)
と思いながら訪れたら、まさにそのまんまやった。
ていうかそんなカゲロヲさんしか見た事ないから!でも弁士はやらんかったなぁ。。
リアカー活動寫眞館とは、昭和初期に街角で見られた、自転車の後ろに黒幕と映写機と映画のフィルムを積んで映して見せるという商売を再現したもの。
フィルムは、興行士(大阪大学の非常勤講師)がストーリーを語りつつ、手回しで進めていく。蓄音機も手動。
いやぁ、昭和初期を生きちゃァいない私だってなんだか懐かしい!!リアカーの周りをウロウロするだけでなんだかドキドキする代物。
屋根の上に光を取り込む反射鏡がついていて、小屋の中の映写機に光を引き込む。その光のおかげで電源なしでフィルムが見られる!
カゲロヲさんに説明してもらったんやけど、聞いた時なるほどーーー!って感動してしまったね。しかし、雲ってくると見え辛くなる。
そこがなんだかアナログ感覚で時代を感じる。
これが大体の全体像
上に斜めって飛び出てるのが反射鏡
緑の服着た兄ちゃんが蓄音機を回す
道明寺天満宮の梅祭ってなだけあって、御老人・家族連れが多い。
リアカー寫眞館は、大盛況で、並んで待つほど。この待ってる時間も、また楽しい。
昭和初期を現役で生きてきたおじさんとおじいさんと話してて、当時の事なんて聞けて楽しかったなぁ。
おじさんは「覗くってゆうのが卑猥な感じがしていい」とか言ってきたけど軽くつっこんどく。
そんなん言われても(笑)お嬢さんに言う言葉かいな(カゲロヲさんにお嬢さんと言われた/それもどうなんだか。。。まあ。。昭和初期って事で。。)
でも確かに暗幕に顔だけつっこんで他人と顔合わせって、日常ではあり得ない事だから妙なウキウキ感が!(卑猥ぢゃないけどね!笑)
ちなみに見たフィルムは、「うさぎが火星に行く話」と「竜宮城(なぜか西洋風)に行く話」。特にうさぎがオモシロかった!つっこみどころ満載なストーリー。
話し方が良いんかな。のらくろやチャンバラも見たかったなぁ。
計4人が頭を突っ込む。卑猥かァ?
咲き誇る梅梅梅!めじろもいるはず
帰り際、リアカーの周りで写真撮ってたら、さっき話してたおじいさんが「撮ってあげようか」って言ってくれたので、それならカゲロヲさんも、とお願いしに。
快くOKしてくれたのは良いのだが、「(あなたの)おじいさんですか?」って聞かれた。そんな馬鹿な。
さっき小さな孫連れて列に並んでたやん。。。お菓子もあげてたやん。。。
ちなみにおじいさんにデジカメは難しかった為、結局スタッフの女の人に頼んだとさ。そして何故かおじいさんに握手を求められる私。え?ほんとに何故?
梅も咲きほこってるしめじろは飛んでるし、のどかなのどかな小春日和でした。