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日時:2003年11月15日18時00〜
場所:島之内教会(大阪/心斎橋)
構成:ロヲ=タァル=ヴォガ 管弦楽演奏:カブト虫楽団 前座:P-shirts,SIPA BALED CLONE






むぅ〜。。
何か、散漫。気もそぞろに、定まらない。(私のみかも)
教授の場面は相変わらず良いけど。トランジスターが物足りなくなっていくー!
トランジスターは、2回目がダントツ良かったなぁ。
このまま突っ走ってください〜と思ってたらきちんとまとまってきたというか、何と言うか。(良い事なのか)棒もなくなるし。
観やすいから良いのか。。良いのかぁ。良いのかなぁ?
全員(カゲロヲさん除く)が揃って舞台上で踊るシーンが随分多くなったけど、『昼間の暗がり、夜の〜〜』って掛け合いながら躍るシーン以外はどうも。。。(ーー
すごそうなんだけど足りない。

今日、初めて役者紹介がされて、馬のシーンで大活躍の人がナーコさんだとわかった!
目が良い!存在感あり!セリフに実感がある。

ところで『歯車』。昔読んだんだけどなぁ。もう記憶にないのが辛いっす。
公演が終る前にもっかい読んでみたいものです。あーしかし暇無し。
斎藤茂吉さんも気になる気になる。
特に気になるのがゴヤ。『線も色も存在しない』でしたっけ?割りと良く聞く言葉ではあったけれど、ゴヤがそう言ってたのは知らなかった。
ゴヤと言えば、『黒い絵』という印象で。ん〜曖昧な記憶を検索すると、真っ黒い画面に、犬(この犬も黒かった気がするんですがー)が哀れ切ない表情で沈み込んで行きそうな。。。そんな絵があった気がします。
あれってゴヤだっけ(−−;; 私も大概曖昧で。。
自らの子供を食らう怪物(人間)の絵を描いたのもゴヤでしたっけ。とにかく、『黒』なイメージ。
イメージだけじゃなくて、思想も知りたいと、思いました。

あ、『歯車』や『ゴヤ』や『教授が帰りたい〜』ってシーンのナレーション、奈良公演の時、近藤さんどんな顔してこれ録音したんやろ。って思ってたら、
生だったんですね(^^;)びっくり。楽しそうに(?)朗読されてるようでなにより。
朗読やら指揮者やら、近藤さんもカゲロヲさんも舞台左隅にいることが多かったので、視線が余計散漫になってしまいましたな。
役者は魅力第1。

『ナーダ』と言うシーン、良いなァ。特に、今回教会でやっただけに、より一層深みが。背後に浮び上る十字架が。

余談/SIPA BALED CLONEのボーカルさん、レディオヘッドのトムにそっくりだ!歌えばバリバリ英語だし。
日本語喋れるのかなぁって思ってたら、MCは普通に日本人。(ヲイ)