isotope


日時:2003年12月07日14:30〜/18時30〜
場所:シアターポシェット(神戸)
構成:ロヲ=タァル=ヴォガ 前座:ひとりジェロニモレーベル/軍鶏礼賛






。。。。。今日を一言で表すと、天国と地獄。

昼の部、異人館街の急な坂を急ぎ足で登り、会場へ。
良き切らしながらも中央の席へ。前の人いないし、これは怖いくらいに見えるぞーー。
神戸の舞台は真中にカゲロヲさんの机があって、最高に良い!!これは、完璧。
すべてが鮮明。あり得ないくらい素敵。
気を張って気を張って、精神が何かの弾みで切れそうなくらい!
おっかしなもんで、足の震えがとまんないくらい(^^;
だから、K教授が突然声高だかと話しだした時なんかに、ついびくっぅっと反応してしまう。
K教授が立ちあがる時、気分は一緒に立ちあがってる。
教授が講義してる時は、ちょうど真中にいたせいか、本気で講義受けてる生徒になってましたから(笑)
T君が質問した事に対して「教えません」って言われた時には私も一緒に『えーーーーーーっ!』って目を丸く。
昨日、劇が終った時ものすごく疲れてたんだけど、今日はその謎が解けたり〜。
あぁ、劇にはまり込んで一緒に動いてる気分になってるんだわ。体が反応してるもんな。
精神の張り詰めと肉体的な疲れがどっときて。ポカーンとする。んだわ。

それにしてもいかん。昼はカゲロヲさんにもってかれましたな。。。
泣きそうだったさ。泣いてたかな。ん?
一言一言に聴き入り。幸福でした。
あの2人の討論も良いのよな〜。以前は聞き流してたのに。セリフに説得力が出てきたんかな。
表情も惹かれるし。「ぞっとしねぇな」ってセリフ、格好良い〜。

そして前座の人達も良かったし!上杉さんは聴かせてくれるし!軍鶏礼賛さんもその妖しげなムードと歌いっぷりに満足満足!
楽しい!また新たな世界だわ!って。



。。。。で、はぁ、夜の部だねぇ。。。
あぁ、何がどうなったらこうなるのか。
訳分からんくらいに魅力無し。。。。。。。。。。。昼と同じ前座で、同じ劇なのに???
前座の人達の個性が全部吹っ飛んでたのよね???楽しみにしてただけに、全く入り込めない自分に戸惑った。
あれ?眺めてるだけ?私?
ん〜。。昼の魅力はどこへ行ったのやら。何だかね、急いてる感じが。した。落ち着いてないのね。
全てが『こなされてる』感じ。

何と劇も同様だったのがびっくり。。。!!だからショック。
今までこんなことなかったのになぁ??!飽きたとか、そんなことは絶対ないし。むしろ昼の事もあってドキドキしすぎなくらいだったのさー。
セリフが過ぎ去り、演技も過ぎ去り。。。(−−;
あれ、内容は同じなのにな。。 『過ぎ去って行く〜〜〜〜』って叫びたいのは私。
最初の、歯車のナレーションがやけに鮮明に聞こえたのよね。今回に限って。
いつもは音楽にかき消されるように聞こえ辛いのに。それが、あまりにも『まとも』。ここで言うまともは良くないまとも。
響いてこない。
近藤さんの遊び心のあった『教授の帰りたいシーン』のセリフも、さらりとまとも。
響いてこない。
劇から感情を除いたような。どこ観ても駄目なのよー(><)
今まではあんなに真剣に一言一言大切に聞いてたセリフも流れる流れる。さらっと。
昼、同じ劇観て泣きそうだった私はどこへいったんだ?何観て泣きそうだったんだっけ?
別の意味で泣きそうだったり。
おかしな夜だった。
あ、でも人によって感じ方違うんだろうなぁ。どうしたんだ私?
っていうか私なのか?