和田神社
東北の修験宗徒の修行の地として恐山と共に南部藩の二大霊場として人々の信仰を集めた場所。。。
ってその時は知らなかったんです。。。(−−;)ただ、十和田湖の近くに神社があるから行ってみようか、みたいな。
修行の地っていうのがよ〜〜く分かる極限の梯子が。。
十和田湖から少し入ったところに十和田神社が。
ここまでは、いたって普通の神社で、参拝して行こうか、といった気分なのです。
参拝した後に、ふと右を見ると、『占場』という場所が階段を登ったらある。
という立て札があったので、長くて急な階段をよいしょよいしょと。。。
あれ?(−−;)途中で階段が無くなって。。。ひーー
←これは道か〜?しゅ、修行に来たようだ。。。(;;)
頂きの広場から、さらに階段が。。。
登ったらなんだかどでかい岩がどかんどかんと鎮座している。
。。なんか、殺伐と厳かで、ちょっとうろたえる(苦笑)
と、とりあえず占場に行こっか〜
ってことで。。。
な!こ、この梯子は何!?(@■@‖)
垂直!断崖絶壁の岩肌に、ちょこんと取り付けられた鉄梯子。。。
ところどころ波打ってて垂直超えてる!下に広がるは、僅かばかりの地面と、悠々広がる十和田湖の水面。。洒落にならんー!いったい何十メートルあるんだ!ってか何故梯子の繋ぎ目にガムテープ?(>▲<;)ガムテープ意味ないし!ここに立ったらまずは皆落ちる事を考えるでしょう(笑)
降りなきゃ占場に行けない。。
せっかく来たんだーーーと、へばりつきながら梯子に足をかけ手をかけ。。。でも同行者が高所恐怖症で。。一人で降りても。。という訳で、やむを得ず断念!
占場へ降りる階段から十和田湖を臨む。。。
こ、こんな予定ではなかったはず。。。
何故こんな所で根性試ししてるんだ。。。

● 十和田神社について ●
坂上田村麻呂建立と言われていて、鎌倉時代以前から山伏の修行場として知られる。
東北地域に広く分布する水神信仰。修験宗徒の修行の地として恐山と共に南部藩の二大霊場として人々の信仰を集めた。南祖入水の場とも伝えられている。占場では、「おより」を湖に投げ入れると、願いが叶う時には水底に引き込まれるように沈み、叶わない時には重いものでも浮いたまま波にさらわれ沖に流されると言われている。