ざえ堂
世にも(世界的にも)珍しい『二重螺旋構造』という事で、一度は見たいと思っていた建築物。
『飯盛山』という山にあるのですが、この山は『白虎隊』が自決した場所として有名。
もしや白虎隊もこのさざえ堂を見たの...?
なんて思うとチョット歴史ロマンが...でも建築物が建築物なだけに、ヘンな感じ。
一筋縄ではいかない感じが、素敵です。
詳しくはコチラ(公式HP)⇒http://www.sazaedo.com
白虎隊のお墓を見てからいざ目的のさざえ堂へ!
お堂へ続く道にこんな立て札が・・・
あ、怪しい・・・ 摩訶不思議って 汗
そしてどことなく時代を感じさせる女性。
『世界唯一 さざえ堂』
その表示はどうなんだろう・・・
という気分。
でも高鳴る期待。
間近で見たさざえ堂は期待以上のものでした。
内部が二重螺旋という特殊な構造の為、外観も異様に複雑。
めいっぱいぎこちなさが漂う。
しかし美しい。
さざえ堂の平面は六角形。
さざえ堂の内部には、かつて西国三十三番の観音像が収められていて、東北に居ながら、それらが気軽に(手軽に)参詣できるという、所謂コンビニ風の・・・(ぉぃ)
ちなみに、今は廃仏毀釈によって仏像は全て撤去されています。
さざえ堂入り口。
入れます。入れるんです。
左側の入り口からグルグルと時計回りに二重螺旋階段(スロープ)を上がっていきます。
二重螺旋構造なので、上がる人と降りる人が一切交わりません。
素晴らしい!!
DNA構造をイメージしていただくと、分りやすいかな。
外観もさざえ風だったけれど、内部もさざえ風。
ちなみに『さざえ堂』とは異名でして、正式名称は『円通三匝堂』。
でも立て札にもさざえ堂って書いてたし・・・笑

左写真のような通路がずっと続きます。
階段じゃないので歩きやすい。
この二重螺旋スロープ構造は遠くはダ・ヴィンチまで繋がる・・・
なんて言われているそうです。

それにしても何故二重螺旋に惹かれるのか?はて

現地で購入した実測図。
売り場のおばさんに、
「これ買って実際に自分で作る方もいるんですよ〜是非頑張って下さい」
なんて言われましたが・・・私には無理です。
5枚綴りで、精密な図でございます。

挑戦してみたい方は、ご一報を!
コピーして差し上げますので、作ったら下さい(ぉぃ)

オマケ

白虎隊終焉の地から眺めた会津城。
こんなに遠いとは!ここで落城を判断するのは早とちりのような・・・

白虎隊の墓近くには、彼らに感動してこの地に眠るというドイツ人夫婦(名前忘れ)の墓もありました。
そして白虎隊を賛美して立てられたイタリアの記念碑も堂々と立っていました。
オマケ

白虎隊終焉の地へはナント『飯盛山動く坂道』←本当にこう書いてある
がありますので、体力に自身の無い方は是非コチラから。
情緒は無いけれど、楽です←乗った
所在地/福島県会津若松市