月院
紫陽花寺と聞いていたので、この時期(9月)に行ってもね?と思っていたけれど、
むしろ落ち着いて見られて良かったです。
そもそも『明月院』という名前が好きです。
京都の『詩仙堂』と同じくらい落ち着きます。

この門がまえ、何気ないようだけど、良いなぁ。
北条時頼。。。
円覚寺で時宗を参ってきたから、親子の墓参りをしたわけか。
鎌倉は歴史を知らずには行かれないなぁ(行ったけども)。
素敵っっ!
ここは 寺??
寺である事をすっかり忘れてしまうような場所です。
この橋を渡ると、紫陽花の咲き乱れる(はずの)場所へ。
紫陽花の時期にまた来なくては。
できれば平日、雨の日に。
花想い地蔵さま。
この旅No.1の印象深きお地蔵さまです。
また会いに行きたいな。
梅雨に来たら紫陽花を持っている事は確実とみた。

耳のイヤリング(?)もキュート。
花想い地蔵さまのお言葉。

ふっと、花に関する詩を思い出しました。

ポプリを見て ただ 『ポプリだな』 とは思わないでね
押し花を見て ただ 『押し花か』 とは思わないでね
私が生まれて育って 咲くまでの 時間を見てね
異国で生まれて 日本で恋をした 私の 喜びや悲しみを感じてね
今まで続いた 今までと これから続く これからの
   この世の不思議を信じてね
やぐら。。。
「やぐら」とは、鎌倉時代特有の洞窟墳墓。だそうです。
明月院の奥へ行くと、こんな穴が多数開いている。
ここを見るまでは、「とにかくカワイイ明月院」だったのですがーー。
詩仙堂の中庭を歩いていたらいつの間にやら蚕の社に居た、ような感覚が。
(↑私以外分らないであろう感覚 笑)
ちょっと異様な雰囲気だったので、離れた場所から撮影(^^;

あなどれない寺だ。
北条時頼さんのお墓。
本堂・紫陽殿。
ぽっかりと浮かんだ満月のよう。
とうとう兎まで出てきた。。。

この空間だけガーデニングのような。
『月の広場』とか、そんな名前がついていましたが、
何の事はない、トイレへ続く広場なんですよね。

。。。コメントし辛いー(笑)
「月」に「兎」はつきものなんでしょうけど。

あまり一つひとつをじっくりとは見ずに、雰囲気を楽しみたいお寺です。
全部にこだわっているとワケが分らなくなります(笑)
小さなお寺に、湯布院と京都と大阪と鎌倉がほどよく混在しているような。
次回は花だけ見よう。。
所在地/神奈川県鎌倉市山ノ内189
営業時間/9:00〜16:30(6月は8:00〜17:00)
料金/300円