都御所 (一般公開)
平安京の歴史の後半5百数十年間、皇居であった京都御所。
春の一般公開を見に行ってまいりました。
『御車寄』所謂玄関。
入った早々圧倒されたのは、茅葺の屋根。
葺き替えせずに保存してるのかしら。。
ボロボロ。。
そして、色がかなり素敵でして。
モロ好きな色だけど、これってもしかして皇族の色?

Okuruma-yose Porch
The court nobles on duty used to change their shoes at the Gishu-mon gate before entering the palace precinct.
祭りの際に良く見られる、牛車です。
いつもはここに保存されていたのか。。
普段は入れない御所だけに、なるほどと思う事がたくさん。
『諸大夫の間』 正式参殿のとき、まず諸大夫の間で控えた。 襖の絵は桜、鶴、虎が描かれて、それぞれ室名にもなっている。
参殿者の身分によって控室も別々になっていた。

Shodaibu-no-ma was a waiting hall for official visitors.
The hall consists of three connection rooms. These three rooms were also called by the names,Room of cherry trees, Room of cranes, and Room of tigers, according to the paintings on the sliding door panels of each room.
Visitors to the Imperial Palace were supposed to wait in the respective waiting rooms, according to their ranks.
『紫しん殿』(しんの漢字無いわよーぅ!)
京都御所の正殿。即位礼や節会等の厳儀を行うところ。
檜皮葺き屋根の木造高床式純和風宮殿建築―寝殿造り。←って書いてました(^^;
まぁ、超有名なところですよね。

Shishin-den
Shishin-den is the principan edifice in the Kyoto Imperial Palace, where important state ceremonies including enthronement and annual rituals used to be held.
『清涼殿』
古来よく紫清両殿と呼び慣わされたように紫しん殿とともに由緒ある建物。
枕草子など王朝女流文学と密着した親しみがある。
奥には台所もある。
それにしても、色が絶妙に良い。

Seiryo-den
This building is often referred to in the court literature of the Heian period.
生け花!
一般公開の為に生けられたと思われる。
嵯峨流と御室流、月輪未生流の流派が横並びで飾られていたけれど、私はこの御室流が一番気に入った!生けている姿を見たかったな。
雅だ。

the Japanese art of flower.
It is elegant!
御所の庭。
見事な枝垂れ桜が。
満開の時に見たら、さぞかし心打たれることでしょう。
いやいや、これでも十分でしたが。

それにしても、普通こんな所へ行くと、「いいなぁ」「一度住んでみたい」とか思うものですが、
まったく思わなかったですな。
天皇家。。。かけ離れすぎていて、実感もわかないです。
所在地/〒602 京都市上京区京都御苑
URL/http://www.kunaicho.go.jp/