草(ほうずき市場)
偶然出くわした『ほうずき市』。
ほうずき市って本当にあったんですね。関西では馴染みないなぁ。夕暮れ時、江戸の町で不思議な気分がしました。
浅草と言えば。雷門。
『ほうずき市』は、夏の風物詩なんだそうです。
毎年7月9・10日に行われる『ほうずき市』、江戸時代から今日まで続くものです。
この日観音様にお参りすると、4万6千日といって、
一生のご利益があると言われます。
ちなみに、
※4万6千日の言われは、
昔、お米を計る時に使っていた一升マスがありまして、
このお米の「一升」と人間の「一生」をかけたと言う説で、
お米の一升が 粒数で4万6千粒あるといわれたわけです。

へぇ〜へぇ〜。
って、あれ?!急に雨が降ってきたのに気をとられ、
境内まで行っておきながら、
肝心のお参りをしておりません。。。
アホや。。。
4万6千日のご利益が。。。ぁぁぁ。
...してんのじさん せんそうじ
ほおづき市やら植木市  神農さんにまもられて
旅はみちづれ 世は情け  なんでもありますほいさっさ
二十日鼠にパイプにホウキ
ぼんせき ハンケチ 地図 まくら
運勢暦に シャツ 財布
切り花 鳴く虫 まむしの黒焼
下駄の鼻緒に漢方薬
古本 扇に 新煮干し
げんのしょうこや亀の子ダワシ...


〜ロヲ=タァル=ヴォガ『葉漏れ日のジギタリス』より〜

・・・ず〜っと、この歌が頭の中から浮かんでは消え
消えては浮かび。
フレーズを思い出しては口ずさんでおりました。
ついつい買ってしまいたくなる程可愛いほおずき。
まてまて。。帰りは夜行バスやし。。。
造花なら。。。
あ!風鈴まで付いてる〜!
いやいや。。

思いとどまるのが大変でした。
雨が降ってるわりに、喉がカラカラでして。
ザンザカ降りの中、
傘もささずに(持ってなかった)かき氷を買いに行ったら、
「雨ノ日にかき氷食べるなんて 罰ゲームみたいやなぁ」
ってテキヤのあんちゃんに笑われました^^;
売ってんのは誰やねん(笑)
突如降りだす雨。
前日まで、梅雨とは名ばかりの空梅雨だったので、
まさに恵みの雨!?

白雨、じん雨、夕立や。ぎゃあぎゃあ喚け、町の衆。
 白映え、神水、しょぼけ雨。ぎゃあぎゃあ喚け、町の衆。
組み伏せられたひとの数、組み合わされたひとの数。
 ひとの数だけ、雨は減る、森の数だけ、雨は減る。

〜ロヲ=タァル=ヴォガ『葉漏れ日のジギタリス』より〜
そこで、いざおみくじ。
とはいえ、これは私が引いたのではありまへん。
見ての通り『凶』。
同行者が引いたのですが、以前来た時も、同じ『凶』
を引いておりました。
昔、私の母が友達一行とおみくじを引いたら、
全員『凶』だったそうです。
「凶しか入ってないんだー」
というのが、凶ご一行様の持論でございます。
運が悪いだけだと思いますが。。。
ちなみに、私はここで引いたことありませ〜ん(笑)
所在地/東京都台東区浅草寺