若浦海岸
海っ子育ちなんだなぁ〜と思い知った海。
いつまでもほけっとしていたい場所。
ここの、灯台に惚れました(><)
『記憶』を呼び起こされた場所でした。
瀬戸内海の海はのどかで、のんびりした人間性を育むという。
のどかすぎて、今困ってるんですけど私(苦笑)
育った環境には逆らえませんね。
トホホ

それにしても、五感ってすばらしい。
この海岸は、ロヲ=タァル=ヴォガの和歌山公演を観に来て、
帰りのバスで知り合った地元のお姉さんに聞いて訪れたところ。
和歌山城に行ってその後カフェでのんびりしよって計画だったけど、
ここに来て良かった!ほんとに、良かった。
前日は雪が降って寒い天候だったのに、翌日は青空がっっ!
暖かい。
12月なのに。
恵まれてました。
海に愛されてる。
劇が後に迫ってなかったら、夕暮れ時までぼけっとしてたはず。
帰り、駅近くでタクシーに乗った。
そしたらタクシーのおじさんが良い人で、
おじさん:『どこへ行ってきたの?』
私:『新和歌浦の海岸です』
おじさん:『ああ、あそこは夕日がすごく綺麗なんだよね』
私『えーー!もったいないことしたーーー!?』
おじさん:『全国でも有名で、わざわざ夕日見に来る人もいるんだよ』
私:『がーーーん(−■−;)用事がなかったら絶対みたのにー!』

なんて会話が繰り広げられ。
どっかの料理が美味いだの、あれこれそれこれ楽しんだ挙句、
タクシー代バスより安くしてくださった!!瀬戸内海気質なのかしら。
ありがとう。
新和歌浦の乱闘。
影絵で遊びまくりました(笑)
しかもロヲさんのオープニングパフォーマー『カイロプティック商会』で。
単純なものこそ純粋に楽しい。って思った。

かなり大きい岩があって、ぽっかり穴があいてた。
岩から岩に石でできた橋が渡されていて、
その梯子の上での乱闘(笑)
割と幅の狭い橋で、はじめは何か怖いねーって渡ったのに、
影絵で遊び始めてからはそんな事すっかり忘れて没頭。
片手にカメラ持ってますからなぁ。。。
我に返ったら怖かった。
海から上がる道。
海近くの町ってなんでこう、独特なんでしょう。
地元もまた、こんな空気。
寂れ具合なのか。潮の香りなのか。
とりあえず、丸太が必ず風景に入り込んでるんだよね。。。。
海を去るときの何ともいえない気分。これは幼い頃とちっとも変わらない。
明日がほんとにやってくるのかと不安になるくらい、紅い夕日。

夕日を見に、またやってきます。
所在地/ 和歌山県 新和歌浦の海岸