21世紀カウントダウン時計/21st Century Clock Monument
東京のTBS中庭に設置されてある時計。なので、TBS番組を見ていたら、たまにちらっと映ってたりする。
人間と自然が共存するエコロジカルな21世紀に向けてをカウントダウンするという時計で、2001年1月1日零時に全ての数字がゼロになった。
役目を終えた今も、アナログ時計は普通の時計として機能しています。
まだまだ現役で活躍していた当時のデジタルカウント時計。丸い時計の下、黄色い数字がそれです。
これぞ大きなのっぽの古時計でしょう!ちょっと新時計ですけどね(笑)
デジタル時計は今後動く事ないんでしょうねぇ。。。ちょっと残念。

ちなみに、丸時計、なんと秒針ごとに電気が点灯していくのです。写真じゃ見えにくいけれど。
1秒単位で赤い電気が点灯して、5秒の節目でオレンジ色が点灯、60秒経ったら全て消えて、また1から。
なめらか〜に点灯していきます。

面白いのが、丸時計の数字。めっちゃ漢字です!流石は日本好きなワッサー。
時計から段々と低く積み重ねられているコンクリート水路。
その水路からはご覧の通り、水草がぴょんぴょん元気に育成しておりました。時計から草が。
水と草が主役の時計だそうです。時計は主役じゃないんだね(笑)
21という赤い文字はもちろん21世紀という意味。朱色は神社の鳥居を、黄色は僧の衣をイメージして作られたそうです。

完成後、ワッサーが筑紫哲也さんと対談した番組があったそうで、ああ、見たかった。


水が循環し、行き付く先には池が。そして金魚がわらわらと泳いでいます。
そしてこの水がまた時計の上へとくみ上げられ、循環は延々と続く。草によって濾された水はとても綺麗。
1つの時計にもワッサーの哲学が光っています。
それにしても、何もこんな寂しげな所に置かなくても。。