なんと、Kawakawa(町の名前)にあるワッサーがデザインしたトイレが、
使用できなくするとか!!それは、臭いの問題で、芸術作品としての保存が目的だそうですが、
とんでもない!!ワッサーの遺志に完全に背いてますよ。
ワッサーの建築は、もちろん芸術的に素晴らしく、見て楽しめるものだけど、それ以上に、思想がその作品を作り上げているのですよ!
思想なくして彼の作品は語れない。
管理されてトイレとして機能されない状態なんて、考えられない。
ごみ焼却場だって教会だって駅だって、その役目を果たしてこそ生きているのに。。。ことに、トイレに関してはワッサーの思想における大切な要素であったはず。
ピカソの『ゲルニカ』を奪い合って戦争が起こることくらいに、ワッサーの思想に反すると思う。
。。。言いたいことは山ほどあるけれど、とりあえずわたしゃ一言抗議メールおくらにゃ気がすまん。ので、これから英語と格闘なり。
荒訳してみたので、気になる方はお読みください。急ぎなので一切校正なし。細かい事言わないで。
(素人の和訳なんてね。。って方はどうぞ下記サイトへ〜。英語の原文があります)
落ち着いたら、ちゃんとこのページまとめます。。。これじゃああんまりに勢い勝負だ。

もし、私も一言物申したい!という方は、是非下記メルアドに。。。!ただし英語でね。
下記サイトアドレスをコピーして貼り付けて、『I am strongly opposed to the New Toilet plan!!』とか、それだけでも十分伝わるのでは。。。(^^


northern.editor@icn.co.nz


http://www.nzherald.co.nz/storydisplay.cfm?thesection=news&thesubsection=&storyID=3555319

以下和訳

2004年3月18日
CLAIRE TREVETT筆

オーストリア人をベースとするHUNDERTWASSER財団は、Kawakawaのトイレの今後について討論しながら検討した。
彼らは、ただ見るだけよりも、『人が気持ちを高められ、楽しく気楽である』場所としてのデザインであるべきだ、と述べた。
HUNDERTWASSER Non Proft財団の総長であるヨーラル・ハレル氏は、臭いが原因でトイレが封鎖されるのは、『HUNDERTWASSERとKawakawaの彼の遺産に対する裏切り行為である』と提言した。
ハレル氏は公開文書に、『常にそうあるべき無臭の状態』にトイレを維持するために、Kawakawaの地域委員会はフルタイムの清掃員を雇うべきだと書いた。
2006年7月に委員会は、トイレに新しいブロックを築くために$120,000(日本円にして78,00000円)を別に届けることを決定した。
その委員会メンバーは、1999年にHUNDERTWASSERトイレがデザインされた時、使用者に開放せず、芸術品として単独で保持される必要があるかもしれないと言っていた。
しかしながらハレル氏は、Frederick Hundertwasserは荒廃したブロックを取り除くことが、彼の建築信念である『自然との調和』の実践が可能であることを理由として、トイレのデザインをすることに同意したのであると説明した。
『これは特に、燃料ステーションのような産業建設物、営利的所有権およびこのような公共のトイレの事例に適切です。それらは、不快で無感覚,想像力がない,冷たい,冷酷な,侵略的な、そして冷淡なものです。』
ハレル氏は、HUNDERTWASSERは『提供する建築は人生経験をより崇高で、ロマンチック,個性的,多様性,創造性、そして単調でなく自然との調和がとれるようなもの』であることを望んでいたと述べた。
HUNDERTWASSERはさらに、そのような場所に、観光客やビジターを惹き付けることを望んでいたが、ヨーラル・ハレル氏は、トイレを閉鎖することによってそのような観光客を遠ざけるであろうと述べた。
トイレは望みどおりの効果を挙げ、地域委員会は、4月に予定されている、ミュージアム・コンサルタントであるKen Gorbeyからの、HUNDERTWASSERの影響をいかに最大限にできるかというレポートを待っている。
しかしながら、トイレがあまりにもポピュラーになったため、夏に1日あたり4回まで掃除するにも関わらず、順番を待つ列ができ、悪臭がするという懸念があった。
遠方の北地方議会のスポークスマン、Rick McCallは、委員会が最終的な決定ができる公の討論の提案ができると述べた。
そこには、フルタイムの清掃員を採用する、公の意見を得る『強い可能性』があった。それはハレル氏の提案であり、特に、Frederick HundertwasserとKawakawaの間に親密な連携をもたらすために歓迎された。
『委員会がより頻繁な掃除およびフルタイムの係員を考慮すべきであるという首尾一貫した公からの返答があった。』しかしながら彼は、トイレが高い需要持つことから、将来に備えてHundertwasserトイレをブロックすることはともかく必要であると言った。
『それは問題の本質で、委員会は最初の問題に流れ着いた。それは皆が殺到して設計の限度を超える人がトイレの手際の良い解決法です。』
フルタイムの清掃員を雇った場合、地域委員会が地方議会および外部組織に資金援助を求めないとしたら、驚きです。彼は、3月31日の提案を最期に、提案された新しいトイレが地方議会の長期計画に入ると言った。

現段階の話の流れ(要約)

Kawakawaの有名なHundertwasserのトイレは、多くの観光客が使用するため、臭気がする。
地方委員会は、芸術品としてそのトイレを保つために、2007年までにもっと機能的な新しいトイレを備え付けることを提案した。
オーストリア人をベースとするHundertwasser財団は、その計画をHundertwasserおよび彼の遺産への裏切り行為と言う。
委員会は今、臭いを処理するためにフルタイムの清掃員を雇うことを考慮に入れている。