岸花(曼珠沙華)/Cluster-amaryllis
白い彼岸花もアリ。
赤といい、白といい、何て潔い花!
繊細な潔さが好きなのです。
白いと、また違った印象。
既に天上の花といったイメージがしますね。
舞い立つ彼岸花。羽衣のよう。
。。。彼岸花、やっぱり雨の日に見たい。
彼岸花といえば、真っ先に思い出されるのが 『ごんぎつね』
黄金色の稲穂が頭を垂れ、畦道には真っ赤な彼岸花。
そんな中、亡くなった母を弔う鐘が鳴り響き、葬式の列が続く。。。
彼岸花の思い出。

小学校2、3年の頃、友達と一緒に元担任の先生宅(新婚)へ遊びに行きました。
途中、田の畦道を通り、目にも鮮やかな彼岸花を見つけ、
「お土産に持っていきましょう」
と、小さな両手に余るほどの彼岸花を、3人の友達と一緒に、摘んでいったのです。
その彼岸花は、先生がちゃんと花瓶に生けてくださった記憶がありますが、
今思うと 先生、さぞかし困った事でしょう(苦笑)。
「家に持ち込んだら火事になる」とも言われている花だそうですから。

「死人花」の異名を持つ花とは露知らず。そんな時分のお話でした。

。。。。ん?『ごんぎつね』って、確か小学校2、3年の頃の教科書に載ってたよね。。。
そうかー。私の彼岸花のイメージは、この頃ついたのか〜(・・;)
紫式部と彼岸花。
その心は 秋満喫。
俗称:烏枕(からすのまくら)・狐剃刀(きつねのかみそり)・狐草・狐花・狐扇・狐髪挿・狐提灯・狐花火・
三昧花(さんまいばな)・極楽花・後生花・地獄花・葬式花・盆花・舌曲がり(彼岸花が有毒であることを知らせる呼び名)・
しびれ花・毒花・厄病花・死人花・幽霊花・仏花・数珠花・捨子花・提灯花・火事花・天蓋花(てんがいばな)・葉不見花不見・曼珠沙華・蜜柑草....